フリーランスのエンジニアは、自分で案件を獲得して収入を得ていく状況の維持がもっとも重要なポイントです。そのため、セルフブランディングの意識が求められます。幅広い分野の高度な案件を請け負える実績や実力が必要なのはもちろんですが、エンジニアとしての価値をアピールして自分自身をマーケティングする工夫も欠かせません。
案件を獲得する際に、毎回自分の実績や実力を証明する手間をかける人もいるでしょう。そこで自分がエンジニアとしてどの程度のレベルなのか、どれほどのことができるのかをブランディングすることで、スムーズな交渉が実現できます。クライアントとしては、交渉前から実績や実力がわかると「これができるなら話をしてみよう」という気になるのです。
簡単に言えば自己宣伝ですが、ひたすら自己アピールに徹するだけでは不十分であり、自己アピールを広く拡散する工夫が必要となります。こうしたセルフブランディングの具体的な方法として挙げられるのが、SNSやプログ、動画投稿サイトの活用です。SNSやブログでエンジニア関連を投稿したり、動画投稿サイトでエンジニアの仕事を説明する動画や自作品を投稿したりして多くの人に見てもらいます。
投稿が話題になれば情報が拡散され、ポジティブな評価を広く定着できるかもしれません。このネットの拡散力をいかにうまく活用できるかが、セルフブランディングを成功させるうえで大きなポイントとなります。そのほか、個人から依頼されたロゴやWebサイトを作成する実力、そしてセンスや個性をアピールするアプローチも有効です。